初めて、犬を食す。

中国の「紙のメーカー」へ。

此処で作られた紙(謎)を今年の春にちょっと試しに輸入しましたが、訪ねるのは初めて。日本人との取引は私が初めてらしく、初めて目の当たりにするという日本人(私)を観て、五十代の社長さん「大喜び」。

日本のどの企業も知らないということは、ビジネスチャンスが多いかもしれない。工場内を見て回ると古い機械が多いのですが、商品はハイセンスなものが多く、ユーロ圏やオセアニア界隈に多く輸出しているとのこと。

職人の技術も高く、精度も良さそうだ。

脳裏を「新しいアイディア」がくるくる駆け巡る。いろいろ考えてみるか。

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昼食は、近頃、浙江省界隈で人気の「郷ノ土菜」系のお店へ。「郷」は、田舎の意。「土菜」は、農村料理の意。みな飽食になって、シンプルな食材に原点回帰している証左かと。

何故か、紙の会社と懇意という税務署関係者が2人同席。中国の企業と役人の関係をちょっと垣間見た気がしました。日本じゃ、こんな経験、私はありません。

で、なんと生まれて初めて「犬」を食す。こちらでは、冬に体を温めるために犬を食べ、夏は体を冷やすために蛇を食べるらしい。

ちょっと脂身のある犬の肉、胡椒をつけていただきます。美味しかったよ。でも、同席の中国の人達(7人)の中にも箸を付けない人が、結構居たなあ。(笑)

貴重な経験をさせていただき、感謝。