鶏を絞め、食す。

先週末は、とある山里で「蕎麦打ち・鶏締め、解体・餅つき・クリスマスリース作り」等々盛り沢山のイベントに1泊2日で参加。下記、私の他のブログからの抜粋です。

年老いて、上手く卵を産めなくなった「鶏のもみじさん」2羽とオスの「鶏の烏骨鶏くん」2羽を締めて、捌いて、刺身等に。烏骨鶏は内蔵を取り出し、もみじの体内にあった卵・栗・ニンニク・朝鮮人参・餅米等を詰めて、翌日の「サムゲタン」に。

両足を上に逆さにぶら下がれた鶏達、不思議と騒がず。かにさんが1羽目を見本を示しながら、締める。締めてから首から手を離すと暴れて、廻りに血が飛び散るので「要注意」と促されながら、鶏締め初体験一番手は、何故か「私」に。(笑)

イワナやアマゴ等、渓魚は締めることはあっても鶏は、初体験。

左手で、烏骨鶏の首を延ばしつつ持って、右手に包丁。(危) 温もりを左手に感じつつ、包丁を入れる。何度か失敗しつつも上手く出来て、後は首を下に軽く延ばすのを保持しながら烏骨鶏の臨終を待つのみ。

血は予想よりも滴り落ちる量は少なかったのですが、鶏の生命力にびっくり。羽根をバタバタさせたりで、10分近く首を持っていたような・・。(驚)

他のお2人も無事締め終えて、4羽を熱湯に軽く入れ、次は毛抜きの作業。毛並みに逆らわず毛を抜くと簡単に毟れて「あっと」いう間に丸裸。もみじは「白」くて、烏骨鶏は「ガンメタ」系のボディー。知らなかった。

地元在住の方とかにさんの手ほどきで解体し、烏骨鶏にはサムゲタンの材料を詰め込む。参加の方々は、解体もされていましたが、私は包丁使いに自信が無いので観ていただけでした。みなさんに感謝。

「これが、砂肝。これが、・・・」。と説明を受けながら解体は進んでいきます。砂肝って、本当に砂が入っているんだと、感心しきり。

いつもは、いろんな動物を知らず知らずに食べていますが「尊い命をいただき」、「締めて解体する方々」が居て、はじめて口にできるという「当たり前のこと」を再認識いたしました。ありがとう。

写真は、
締めて、首をホールド中。
セセリ・砂肝・心臓・レバー・ささみ等々。卵以外は、美味しく刺身でいただきました。